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(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
mt_srand — メルセンヌ・ツイスター乱数生成器にシードを指定する
seed
により乱数生成器にシードを指定します。
seed
を指定しなかった場合は、
ランダムな値を設定します。
注意: srand() または mt_srand() によりランダム数生成器にシードを与える必要はありません。 これは、この処理が自動的に行われるためです。
Mt19937 (メルセンヌ・ツイスター) エンジンは、シードとして32ビットの整数だけを受け入れます。よって、219937-1 もの周期を持つにも関わらず、あり得るランダムなシーケンスの数はたかだか 232 (つまり 4,294,967,296) しかありません。
暗黙、または明示的にランダムなシードに依存する場合、 重複がそれ(4,294,967,296 個)よりも早く発生します。 誕生日のパラドックスによると、80,000 個以下のランダムな値を生成した場合でも、 シードの重複が 50% の確率で発生します。 重複したシードの 10% が、ざっと 30,000 個のランダムな値を生成したあとに発生します。
このため、無視できる確率以上に重複したシーケンスが発生してはいけないアプリケーションでは、Mt19937 は適していません。 再現可能なシードが必須の場合、 Random\Engine\Xoshiro256StarStar と Random\Engine\PcgOneseq128XslRr64 が、ランダムな値が衝突しにくく、より大きなシードをサポートしています。 再現可能なシードが必須でない場合、 Random\Engine\Secure が、暗号学的にセキュアなランダム性を提供します。
seed
seed
をシードとした LCG を使って生成された値で
埋められるステート。
32ビットの符号なし整数値として解釈されます。
seed
が省略されるか null
の場合、
ランダムな符号なし 32ビットの整数が使われます。
mode
以下のいずれかの定数を使用して、使用するアルゴリズムの実装を指定します。
MT_RAND_MT19937
:
正しいメルセンヌ・ツイスター実装を使います。
PHP 7.1.0 以降で利用可能です。
MT_RAND_PHP
PHP 7.1.0 より前にデフォルトとして使用されていた、
正しくないメルセンヌ・ツイスター実装を使います。
このモードは、後方互換性を保つ際に使用できます。
この機能は PHP 8.3.0 で 非推奨になります。この機能に頼らないことを強く推奨します。
値を返しません。
バージョン | 説明 |
---|---|
8.3.0 |
seed は、nullable になりました。
|
7.1.0 | srand() は、mt_srand() の エイリアスになりました。 |
7.1.0 |
mt_rand() は、正しく修正されたメルセンヌ・ツイスター・アルゴリズムを使用するように 更新されました。
以前のアルゴリズムに戻すには、mt_srand() に MT_RAND_PHP を
第2引数として指定してください。
|